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2012年7月

ルミコよりご報告。その3。

先日お知らせしたGLOWが先週末に発売になりました。

改めて、そういえば不妊治療のことを何人か集まってワイワイっていう記事ってあんまり見たことないかも。作る側にも、ワイワイする内容じゃないかも?っていう思いがあるからかもしれませんし、きっと、こういう感じで実際に会って話したり、フラットに意見交換したりできるようになったのも、最近のことなのかもしれないですね。
もっと暗くて重い感じで語られることだったけれど、そうでもなくなったのは良いことだと思います。

ブログにリンクもないし、コメント書きに行ったりもあまりしないのに、私まで「ブロ友」の仲間にさせて貰って、一緒に出ていただいたおふたりには感謝しております 

特集の最後のスペースに、単行本の紹介を入れていただいているのですが、イラストとマンガが入っております。
プロのマンガ家の方が、私達家族を画いてくださっていて、単行本のほうでは、いくつかの記事がマンガ化されて収録されています これまで文字だけで、写真も一切ナシで突っ走ってきたブログでしたが、なんというか、とても新鮮です。不妊治療って、いわゆるマンガにしてクスっと笑えるようなことなんてないイメージなのだけど、そうでもないんだってことがよくわかります 
何しろ非日常的なことの連続で右往左往するわけですから、いろんなことがありました。
どれをマンガ化して貰うかはすごく迷ったのですが、これから治療を考えるかも……?という方にも響くようなものを選びました。

このマンガが、すごくいい! マンガ家さんとは直接お会いしていろいろお話していることもありますが、登場人物がかなりそのまんまです そして、あんな長い文章をこんな簡潔に描いてくれるなんて、ホントにすごい!と私は感激しました。
マンガ家さんは、お渡しした元の記事を読んで泣き、私は仕上がったマンガを読んで泣き、お互い笑い泣きしながら完成に至りました。ずっとブログを読んでくださった方は、どれがマンガになったのかどうぞ楽しみにしていてください!

↓マンガっ!!

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卒業後の出来事。

オリンピックが始まりまして、ついつい前回のオリンピックのときは何してたっけなーとか、考えてはいけないことを思ってしまうこのごろ

数日前から、わたくし、歯医者へ通い始めました。

そう、あれは初めての体外受精を決意したころ……、体外受精をやる前に、ほんのり痛かった親知らずを抜いておこうと意を決して口腔外科へ行き、笑気ガスを吸って愉快な気分になりながら、下奥の親知らずを抜きました。
で、親知らずのせいで、その隣の歯が虫歯になっていて、同時に治療したんですよね。根の治療に何回か通ってね、あのころは前のクリニックに通っていたときだったから、自転車で歯医者と婦人科を何回も通ったさ……。

そのとき治した歯の根が、また痛み始めて通っています

体外受精=いよいよ妊娠するかもしれん、と備えた歯の治療だったけど、何事も起こらず今に至り、治ったはずの歯が再びウズウズし出すくらい時間が過ぎていました
そんな変化いらないんですけど。

ついこのあいだ、その笑気ガスの記事を読み返したよ! もう! 2009年の今頃よ!
なんでもない毎日を過ごしているはずが、ときどきこうして不妊年表を思い出してしまう出来事があるのね。

久しぶりのブログ更新で、私と同じように「卒業」された方も多く見てくださっているということがわかったので、私の卒業後の出来事を少しお披露目しますが、2ヶ月ほど前ですが、延々と低温期が続いたことがありました。もう基礎体温はつけていないのですが、偏頭痛の具合やリセット予定が延々とズレることから、これはおかしいと気付きました。
今まで、あんまりこういうことはなくて、ホルモン値も周期も最後までわりと順調に来ていたんで、いきなり閉経 と、ドキドキ。
夫に、何気なく「生理来ないんだよねー」などと言ってみるも、「ふーん」と、さほど興味がない様子。まあ、「妊娠」と、ひとりで騒ぎ始めるのも気の毒なので、別にいいけれど、あまりにもリセットしないため、数週間後にもう一度言ってみた。
「生理来ないんだよねー」と。
すると、夫は言いました。

「いいじゃん!なにか困るの?」
……と

こ、こ、困らない……(笑)。
身体的限界と2人で決めた子育て開始リミットを過ぎたということで、もう積極的に求めるのはやめた我々。妊娠しなくてよい! となった途端、あんなに振り回された生理もこんな扱いなのである。
困るのか?と問われ、特に困らないと気付いたら、なんか知らないけど周期が戻ってどうやら閉経ではなかったようですが 来なくなっても別にいいのか、と思えた一言でした。

↓妊娠に関係なければ、来なくても困らない!むしろ来なくてよし!

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ルミコよりご報告。その2。

えーっと、続きです。

7月28日発売の「GLOW」9月号(宝島社)の、不妊治療特集の中でも紹介して貰っているのですが、このブログ「シアワセノカタチ」が、書籍化されることになりました。

とはいえ、ブログ自体は今もこうして無料で読んでいただけます。
さらに、書籍化って言っても、記事自体は4年分……800以上もあるわけで、とてもじゃないけどそのまんま1冊にはおさまるわけがありません 
ブログにはブログならではの、リアルタイムの気持ちの揺れがつまっています。

宝島社の方は、この800以上の記事を1週間かけてすべて読み込んだ上で、なんとすべての記事をテキストデータにして、プリントアウトしてドーンと私の目の前に置いて言いました。

「これ、どうにかして全部入れることできませんかねえ?」と……

もちろん、その後、無料で読めるものをそのまま本にしてどーすんだと偉い人たちのごもっともな意見が入って、全部入りは不可能ということになったのですが、不妊に縁のない人がすべての記事に目を通して、全部大事だと思ってくれたことにとても感動してしまいまして。
私ひとりの中で完結していた、ごくごくプライベートな体験談に、たくさんの人が関わって一緒に考えて、クリックひとつで消去できてしまうブログの世界を、ひとつの形にすることになりました。

しかし、プリントアウトされてみて改めて感じる驚異の文章量……。重さにして5キロはあったかな  ブログは、自分のためだけに吐き出してたようなものなので、書きっぱなしというか、一応カテゴリー分けはしているものの、読み返そうと思うとなかなか知りたいことにはたどり着けない不親切さが特徴ですが、そこらへんをかなり整理しました。

とはいえ、客観的に振り返るにはまだ日も浅く、自分の中で完全に過去のこととして消化されていないので、特に最初の1年あたりを読み返して過去の自分の気持ちと向き合うのはつらい作業でもありました。
すごく希望があったとき、小さいことで泣いたり怒ったり落ち込んだり、それでも少しワクワクする気持ちがあって。結末を知っていても、そのころ書いた文章をそっくりそのままキーボードで打ち直すだけで、当時のルミコになってしまって やっと治療と離れた生活を始めたとこだったのに、私ってば自ら傷口に塩を塗り込むようなことを

……でも、参考になること、参考にしちゃいけないこと、全部ひっくるめて不妊治療のリアリティだと信じて、そして、待ったなしの不妊治療ですから、情報が古くなってしまう前に、もうあれこれ考えずに出してしまえ!と腹をくくりました。

今はむしろ、スッキリしてます。究極のショック療法? おまえはこんなにジタバタしてきて、今ここにこうして居るんだ〜〜!ってことを、もうこれでもかというぐらい実感しました

そのショック療法を経て、最後の1章はその後のシアワセノカタチということで、新たに書き下ろしました。
なんとなくブログを終わるときに書こうと思っていたことでしたが、なんかいきなり最後の1杯だけ有料になったドリンクバーみたいでスミマセン 
ほかにも、ブログとは違う部分もいろいろあるので、追々とお知らせさせていただきたいと思います。何も情報がないにも関わらず、早々にご予約いただいたみなさん、ホントにありがとうございます 

言い忘れましたが、単行本のお値段は1300円だそうです。

↓白い弾丸ことプロゲステロン膣座薬3コ分(1日半)くらいね!

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ルミコよりご報告。その1。

お久しぶりで、ルミコです。

最後の記事なのかどうなのか微妙な感じで放置してしまいまして、それでも毎日訪問してくださった皆さん、コメントやメッセージ送ってくださった皆さん、気にかけてくださってありがとうございます。
コメントもメールも、ひとつひとつ何度も読ませていただきました。お返事はいらないよ、と書かれていた方以外のみなさんには、今日までに全員返信したつもりでおります。遅くなってゴメンなさい!

梅雨入りから梅雨開けまでの間に、なんというか、いろんなことが急に動きまして、いくつかご報告したいことがあり、久しぶりにブログの更新画面を開いています。
あ、治療終了後のミラクル自然妊娠とか、残念ながらそういう出来事ではありませんので、ご安心(?)ください

まずひとつですが、7月28日発売の宝島社のファッション誌「GLOW」9月号で、不妊治療の特集ページが組まれることになり、おふたりのブロガーさんと一緒に座談会に参加いたしました。今年初めにも同誌で「40歳からの不妊治療」という特集があったのですが、大変反響があったとのことで、今回は実際に治療を経験した30代後半〜40代女性の声を中心にページが作られています。
現在治療中の方、治療を経て子供を授かった方、そして子供を授からず治療を終えた方(私とか)など、いろんな立ち位置から不妊治療の「本当のエピソード」が集められている特集にしたいとGLOW編集部の方がおっしゃっていました。

子供が欲しいなあと思い始めたときと、治療を始めようと思ったとき。
私の場合はイコールではなくて、子供ができないなあ〜と思い始めたときと、治療を始めようと思ったときもまたイコールじゃなかった。
やっぱり「病院に行く」ってことはすごくハードルが高かったなと思う。それなりの年齢だったら、すぐに病院!って思えたほうが近道になるのかもしれないけど、夫と二人三脚なのか、先生も入って三人四脚なのか、治療自体に偏見がなかったとしても気持ちの面では大きい問題だったのかもなあと、今振り返ると思ったりしました。それって、やっぱり治療についての「本当のエピソード」を知る機会が少なくて、情報があまりなかったっていう背景もあるのかもしれません。
今はこうやってブログで吐き出しているけど、いくら匿名性があったとしてもすべてを書いて伝えることって難しいし、人それぞれすぎてね「個人差」って言われちゃったらそれまでだもの  だけど、その人それぞれの治療をはじめたキッカケだとか、治療してみて初めて知ったことだとか、夫婦でどんな話をしたのかとか、お金はみんなどうしてたの? とか、そういう話を、「普通」のファッション誌が取材してくれるってスゴイことだし、そうやって不妊治療が「普通」に扱われることで、病院へのハードルが少し下がっていくならいいなと。

自分が治療の渦中にいたときには、不妊治療界をどうにかしようとか(笑)、そういう世の中のなんたらみたいなことは全く考えもしなかったけど、終わってみると余裕が出来るのか、または、こんだけいろいろやって結果も出なかったんだから、ちょっと言わせてよ!みたいなオバチャン根性なのか、よくわかりませんが(笑)、そんなことを取材を通して思いました。

それから、私はひとつ前の記事「卒業の日」を書いたときから、「卒業」っていうことについて考えてました。不妊治療界では(?)「卒業」と言えば、妊娠して不妊治療のクリニックから産科へ転院すること、みたいな意味になるのだろうけど、やっぱりあえて「卒業」って言葉が自分にはしっくり来る。
心を支配されてた「不妊治療」からの卒業。
はい、また尾崎ですいません(笑)。この支配からの卒業です。
いや、まったく尾崎ファンとかじゃないんだけど、なんだろう、うんざりしながら〜それでも過ごした〜って、つい歌っちゃう 
確か、「あと何度自分自身卒業すれば、本当の自分にたどりつけるだろう」みたいな歌詞があったと思うんだけど、そう、なんかそうなのよ、尾崎!まさか今になって共感するとは思わなかったわ!

急に、子供なんかいらないわっていう価値観になったわけじゃないし、たぶんチクチクと未練がましく何か思うこともあると思う。だけど、それだけに心を支配されてた日々から、卒業したんだと思ってる。もうそこに止まってないで自由に今を面白可笑しく過ごしたいんだもの。

あれ、なんか久しぶりにブログを書き始めたら、すんごい長いし! しかもひとつめの報告しかできてないので、ふたつめはすごい大事なことだけど、ひとまず手短に。

このブログが、『シアワセノカタチ 39歳からの不妊治療』というタイトルで宝島社より書籍化されることになりました。急展開で、8月9日に発売されますので、すでに全国書店およびAmazonなどで予約受付が始まっているらしいです。
どんなことになっているのか、とりあえず近日次の記事へ続く

↓えーっ!! 

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